いいものを、コツコツと、確実に。

有限会社北野製作所

当社の前身の　(有) 北野木型製作所　では木型製作を生業にしておりましたが、金型製作へと事業の主軸を移しつつ、現在は精密部品の機械加工を中心に多種多様な製品づくりを請け負っています。小規模ながら各種設備を取り揃え、特に検査体制の充実度は大手メーカー系列のお客様にも高い評価をいただいています。三次元測定機による計測と製造チームでの密なコミュニケーションにより不具合を未然に防ぎ、高い歩留まり率を実現しています。

当社は「いいものを納品する」ことを第一に、品質にこだわった精密機械加工での部品づくり・金型づくりを行っています。品質の良い製品を提供することで、お客様に認められる企業であることを目指しています。これからも真摯に技術力を磨き続け、さまざまなお客様のものづくりのパートナーとして末永く選ばれるよう努めてまいります。

【設立】 平成9年10月 ※前身となる(有) 北野木型製作所は昭和45年1月創業 【代表者】 北野武義（きたのたけよし） 【資本金】 300万円 【所在地】 兵庫県姫路市飾磨区阿成下垣内1135-8 【事業内容】 精密加工/各種金型・木型製作/治工具の設計・製作 【機械設備リスト】 ■（株）牧野フライス マシニングセンター V33i NCフライス盤 AVNC-74 ■DMG森精機（株） マシニングセンター NV-5000 NC旋盤 CL2000 ■OKK（株） マシニングセンター VC-X350 マシニングセンター VC51 ■ブラザー工業（株） マシニングセンター TC-S2A マシニングセンター TC-S2B マシニングセンター TC-S2C-O ■（株）ソディック ワイヤー放電加工機 AQ325L ■（株）三井ハイテック 成形研削盤 ■ワシノ機械（株） 汎用旋盤 ■（株）キラ ボール盤 KRT-340 【CAD＆CAM】 ■（株）C&Gシステムズ CAD/CAM CAMTOOL ■OpenMind CAD/CAM Hypermill 【測定装置】 ■（株）キーエンス スキャナ型三次元測定機 VL-500 ■（株）東京精密 三次元測定機 ZEISS DuraMax

【STEP1】3Dモデルと加工プログラムの製作 お客様からいただいた見本や仕様書に基づき、専用ソフトウェア（CAD・CAM）を使って製品の3Dモデルを作ります。そのモデル通りに金属を加工できるよう、「どの部分を」「どの刃物で」「どんな風に削るか」というプログラムを組んでいきます。 【STEP2】機械を使った加工作業 加工は主にマシニングセンタという全自動の機械で行います。人間は元になる金属をセットし、あらかじめ作っておいた加工プログラムを入力していけばOK。加工がスタートしたら定期的に状況を確認し、様子がおかしい場合は他のメンバーと一緒に対応していきます。 【STEP3】検査・測定 加工後の製品は、「削った箇所が厚すぎor薄すぎないか」「ネジ穴が深すぎor浅すぎないか」といったチェックをしていきます。当社ではノギスやマイクロメータ、三次元測定機を導入しています。また、３Dスキャナ型測定機も導入しており、完成した製品をセット・スキャンし、3Dモデルと比較して、どれだけズレているかを、算出することができます。

ものづくりへの興味さえあれば、こうした仕事は入社後にイチから学べます。先輩と一緒に働きながら、少しずつできることを増やしていきましょう。機械の使い方などは、最初に先輩が説明しながら見本を見せます。そこから段階的にお任せしていきますが、慣れるまでは作業ごとに先輩がちゃんとできているか確認するので安心してください。実際にものづくりや工場勤務未経験で入社してきたメンバーも、当社では大勢活躍しています。

朝いちばんに機械の電源を入れて、機械が立ち上がるまでの10分くらいは世間話タイムです。子育てや最近流行っているドラマなど、あえて仕事とは関係のない話をしているのは、本格的な作業に入る前にリラックスできるようにするため。それに何でも話しやすい雰囲気を作ることで、作業中に「これってどうなんだろう…」と気になったことを、気軽に聞けるようにしたいという狙いもあります。実際に今働いているスタッフも、先輩や上司に聞くかどうか迷ったら、とりあえず聞いておくのが当たり前だそうです。当社の不具合が少ないのは、こうした風通しのいい人間関係も大きな理由のひとつになっています。